忘れない

皆さんこんばんわ? codomomental(W)です。朝方です。

 

今日のタイトルは「忘れない」かな。

 

色んな制作を何件も同時に考えながら、ふと、そんな事を考える夜ってあって。気がついたら朝になってる。「ずっと忘れないよ。」って言葉をなかなか言わないなって。

 

忘れないよと人に伝える事ってあまりないと思う。だし、物事に関しては言葉にする必要がないしね。

 

ぼくはずっと忘れないよ。

 

自分の身の丈に合わない大きな車の中で「envy好き」って言った言葉や空気感。「Tomorrowやマニアックハイセンスも」って言っててぼくは心底驚いたな。地元のよっぽどHxC好きじゃないと知らないバンドだったよ。随分長い間、自分自身がわからずに自分から逃げて生きてきて、どれだけ何を手にしても空虚だった。そんな自分に色が戻るのを感じたあの時。何を失くしてしまってもいいと一瞬で思ったんだ。

 

4階建ての一階、まだ戦闘服が違うときのぼくの所に君はやってきた。出会いは別の場所だったけれど、君はしっかりとぼくを見て話し始めて。今、君の才能をこうして世間様に伝える事が出来て本当に良かったとぼくは心底思ってる。あの時「曲作ってみればいい」って言える自分で良かった。それを良いと思える自分で良かったし、君が音楽に愛されていてよかった。

 

ある日突然久しぶりに連絡が来て、猫足のバスタブがあるからって決めた変な部屋で、ああでもないこうでもないって言い合って。常に一緒にいるわけじゃないのに、考える事はなんとなくわかっちゃって。「大人計画好きだから子供計画でいいじゃん」って言うから「いやそりゃまずいでしょ、じゃあコドモメンタルでいいじゃん」ってぼくは言った。

 

あーその前に。

 

パソコンくらいしかない場所で、パソコン一台に向き合って30時間くらい「んー」って。それは「みっつのココロのえぐりかた」って自分たちでパッケージして。「あーいいじゃん」「んー」「なんか違うくない?」って。共依存というリードタイトルに自分の心を曝け出したことを。そして同時に、久しぶりに帰ってきた場所は吐き気がする程つまらない場所になっていて、ぼくは自分たちが作った愛しいタイトルを抱きしめて1人街で泣いて喚いた。

 

地元の片隅にある居酒屋で「セピア座」という概念についてわけわかんないままずっと語った。「が」に決まるまで割と時間がかかったな。

 

普段絶対に気にしないのに、ふと見たSNSの中で見つけた。その時書いた何万字って本の印象になんとなく絶妙にあってて。なんとなく「フォリ・ア・ドゥ」を送ってみたんだ。下北沢の今はなくなってしまったLIVEハウスに、ぼくと君とalffと君とハヤシくんと他数名と。君と。ぼくと君がこれまた何十時間もかけて作ったものを早口で大好きだと言ってくれた。

 

空を刺すような建物の会議室で、十数名の女子が並んでて。皆が皆面白い表情をしてたの。会場がわからず迷って面談に遅れてきた君を、君が迎えにいって。今考えたらなんとなく運命じみてて笑えるな。ハヤシくんもいたな。君の第一印象は今でも言葉に出来ないけれど、ずっと頭の中に大事に大事にしまってる。

 

時期が悪くて。もれた面談予定があってさ。時間もなくて。ざわざわする場所ではじめて君の目を見たよ。大人しくて引っ込み思案な子だなって印象だった。あらかた喋り終えた後にどうしようかなと思ってたぼくがいて、君は強烈な目力でぼくに訴えたんだ。その目の底に何かがあるって思ったんだけど、今も其れはずっと成長していってると思う。

 

送ってきたメールの第一印象から”変わりたい”と切望しているのを感じてた。何十人っているけども、あんなに食い入るように見たダンス動画は今でも君のものだけだよ。

 

ぼくは以前から知ってた。その時はふーんって感じでいたけども。誰かの作品にあまり興味がないぼくだけど、なんとなくその時は勿体無い感じがしたのを覚えてる。それからしばらく経って一通のメールには見た事ある君がいて。返すのを考えていたら数回連絡をくれた。都内某所よく晴れた日だった。君は自分の状況や自分の気持ちなどを話してて、ぼくは根本的に意味のないことはしない人間だから何故自分がここにいるんだろうって君の話を聞きながら思ってた。テクノの話やあの君の話を目を輝かせて話す君を見て「あぁ、なんだ、渇望してるんだ」って妙に納得したのを覚えてる。「ここじゃなきゃダメなんです」って言ってた。幸せだったって言葉は聞いたけど後悔があるとしたら「ここで良かったかな?」って聞かなかったことかな。

 

勇気を出してきたんだと思った。とてもおどおどしてて、今でもしてるけど、それでも自分自身を信じて来てくれたんだろう。アイスティーがすぐ汗を書く季節に。一生懸命喋ってた、きっと話す事は得意じゃないんだろうから、要点がまとめられなくて、せっかちなぼくはすぐ話を切って自分でまとめた。でもこう思ってた。何か足りなかったものが明確に見えるようになったと。ミスリードが意味を成した瞬間だった。君がそこに現れたから。

 

何度か連絡くれたんだ。ぼくは返さないんじゃなくて色々頭の中で考えてて。ただ印象的な目をした子だった。しっかりしてて、自分の意見も言えて、自分の将来を決める時になぜうちなんだろうとは思ったなぁ。あの当時は色々実験的なことをしていていつもはぼくの一存で全て決めてしまうけど、あの時は他の君もいた。最近なんとなく思うんだ、必然だったんだじゃないかなって。小さな体に、きっと小さな脳に、たくさんの気持ちがつまってて。託すとすぐ決められたのは、君だからだと思う。

 

街のどの雰囲気からも浮いてて、浮いたままのような存在で、作業椅子に座った君はぼくに強烈なエピソードで印象を与えてくれた。笑ったなー。境遇が一緒だったっていうか、ぼくはそういう人が大好きだったし、強く生きていてほしいなと思った。最初突然電話した時のきょとんとした感じ、面白かった。今笑ってて悔しがってる所も見て、成長したんだなぁって実感してる。

 

雑誌の片隅だった。新しいリリース情報だった気がする。その時盤を買って聴いて素敵な音楽を奏でる人たちだと思った。先輩が面倒を見るって言った時はびっくりしたなぁ。けれどこうして音楽と真剣に向き合う君たちを側で見ることが出来て、何より嬉しく思ってる。

 

写真が暗くてね。全然よくない、この手の写真としては。もうちょっといいのあったでしょって笑ったくらい。完全に直感だったけど、印をつけておいてよかった。面白い格好しててね。あの時した質問からの一連の流れは君の中で一生残っていてくれると嬉しいなと思うんだ。歌もダンスも存在も直感だったけど、信じて良かったと思った。ずっと思ってる。

 

座ってLIVEしてて、時々立ってて、場所も知らない外国で。オーディエンスの歓声をうけて人の上を流れて歌う。ボロボロのモッキンに6弦は張ってなくて「なぜ?」って思って話しかけた。「モッキンいいね」って。そしたらハードオフで5,000円で買ったんですって言ってた。楽曲は個性的で、LIVEも個性的で、いいバンドだなって。また出会えてよかったよ。

 

なんか力説してたなー面白い声で。でも緊張してた。とても大切な楽曲が自身と重なる部分があったと言ってくれた。帰って考えて、あまり言う事ないんだけど「どんな形であれ、ぼくは君をサポートする」と直接言ったのは数人もいないんだ。始まった物語があるね。

 

よくお世話になる箱で、その最初は行われて。浮いててね。徹底したアンチテーゼを感じたし、その催しに対しても何故か怒りじみたものを持ってた。笑った。その後都内某所のカフェで長い事話したなぁ。ぼくはそれがどうなろうとも、出会ってしまった運命を感じていたから率直に気持ちを伝えて。「なんか食べる?」って聞いたら少年のような顔をしてたの覚えてる。昨日も今日も明日も、君たちの曲に救われてる。

 

よく笑うなぁと思った。それはきっと笑う事で、笑顔を見せる事で、世界と自分を隔てる壁を少しでも薄くしようとしてるみたいにぼくには見えて。ぼくは普段通り、普段以上に笑った顔など見せなかった。ぼくと君は対等で、笑わなくても大丈夫だよって、笑顔を見せなくても君の話を聞くし君の言葉はぼくに届いてる。そんな事その場でわざわざ言わないけれど、そう伝えたかった。ふわふわと浮いたように話す子だった。

 

書き記したいわけじゃないからあれだし、ここの時系列もバラバラ。でもぜんぶぜんぶ覚えてる、そんなの忘れるわけない。居ても居なくても覚えてる。小さな事まで。

 

この世界はとても可笑しな世界だ。作品を抱いて泣いた日から、ある事をぼくは決めた。まだまだその決めたことには遠いかもしれないけれど、生きている。こうしてここで。

 

生きてきた記憶の中で覚えていたい事は忘れない。ある種それは、自己暗示みたいなもので構わない。ぼくは見えない誰かの為じゃなく、今そこに居てくれる君の為に生きている、それでいいし、それだけでいい。

 

だってそう思えたのは、君たちが居たから。可笑しな世界で、出会ってくれたから。

 

何も必要ないと言い切った自分に、自分の生き方を見失った自分に、夢や希望なんてものを与えてくれたから。

 

いつもありがとう。君たちが存在しているこの世界ならば、ぼくは息をして、今日も生きていけます。

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