ゆくえしれずつれづれ「Loud Asymmetry」セルフライナーノーツ

皆さんこんばんわ、codomomental(W)です。深夜です。

 

本日のポストは、8/9(水)発売、ゆくえしれずつれづれ3rdシングル「Loud Asymmetry」について。

 

ゆくえしれずつれづれ「Loud Asymmetry」

©︎ ゆくえしれずつれづれ

本日店着日です。

 

MusicVideo

 

とだいぶ目がチカチカする感じに仕上がっています。

 

さて、ここからはGESSHI類にタッチしてのライナーノーツということで。

 

Loud Asymmetry

GESSHI類です。表題曲ですね。

 

実はしばらく書けなかったのです、DEMO以降。グループに関することは、もちろん彼が色々考えて決めて行く事なので特にこれと言って私が深く考える必要はないのですが、それでもグループ自体(中身)の事を考えた時、何をストーリーにしたらいいのか私は少し迷っていました。

 

ゆくえしれずつれづれというグループはいい意味で自由で、悪い意味で他人任せな所がある人たちが集まっています。こう言うと少し悪い捉えられ方をするかもしれませんが、それがあの4人の個性でもあります。結構本人たち的には、そんな事ないと考えてるのかもしれませんが、個性は誰しも存在します。その上で、少しふわっとしている印象がここ最近ありました。

 

それはリリースが少しの間空いたからなのかなんなのか、考える時間が出来たからなのかわかりませんが、私にはそう見えていました。

 

そんな時「Loud Asymmetry」と言うタイトルで歌詞を書いてくれ、とだけ連絡がありました。いつも大した説明もないのは当たり前の事として、ふむ。「Loud Asymmetry」ですか。普段から皆さんは聞き慣れた言葉かもしれません。ラウド系などと言う言葉もありますね。でも本来ならその言葉を彼はあまり使いたがりません。ジャンルの話をする時にでも、違う言葉を使います。印象として、問題提起がまずあるんだな、と思いました。

 

ラウドと言う言葉の意味、本来のそれと、アシンメトリーと言う不釣り合いな単語。

 

見えた気がしました。解釈は人それぞれですが、私的には「バラバラでいいんだ」と直感的に思わされたと言うか。一丸となって頑張ろう、と言う形もあると思います。が、バラバラでもいいじゃないか、と言う形もあると思います。今回はそんな奔放さを全面に出せるよう歌詞を書きました。が、なっているのかどうか。そこは毎度の事ながらよくわかっていません。基本的にコドモメンタルINC.以外の創作には興味がないので比較対象もいませんし。

 

大好きなフレーズがあって「不自由って決めつけ泣いて1人〜」と言う所なのですが、上手くスクリームを入れてくれていて嬉しくなりました。今までのつれづれメンバーだったらこれだけ情景が見える声では歌えませんでした。それは実力の問題と言うよりも感性に近い部分だと思うのですが、外国に行ってみたり考えたりして培ってきた部分なのかなと思います。

 

あとは個人的にDメロ部分「そうして いつまで 鬱ぎ込む 総じて〜」からの部分、漢字がやたら多い部分ですが、ここも本当に素晴らしいです。ここは水谷氏の楽曲アレンジも言葉に出来ない程美しく、タイトルとの矛盾を感じさせる程壮大な仕掛けが成されてる部分なのですが、だからこそ日本語で徹底的に汚してみたいと思う所もあったり作家同士の意地とでも言いますが(いい意味で)楽しく出来た箇所をメンバーたちが最高に歌い上げてくれました。

 

結果出来上がった楽曲を聴いて「もう少し凝ったものにするつもりだったけど、全部白紙にしてシンプルに行く」とMVのことを言っていて「あ、これは予想したものをもしかしたら超えられたのかもしれない」と思い安心したのを思い出します。楽器隊が演奏して、メンバーたちが歌って、それでいいと言われるのは楽曲がある一定以上のクオリティと理解しやすさみたいなものを兼ねそなえることが出来たからですしね。

 

3rdシングルとして様々な問題提起と攻撃が出来たことはとてもよかったかな。あとは何よりもメンバーの歌が素晴らしかったです。

Karmaloop

あぁぁ難しい楽曲が来てしまった。

 

第一印象はそうでした。曲調としては簡潔に言ってしまえばメタルコア調のもので、雰囲気もあって、とても陰鬱な印象。今これを書く事がとても難しいな、と思いました。

 

つれづれのスクリームの特徴を最大限に活かせる楽曲だとは一聴してわかるものの、歌詞はまたどう挑戦させて行こう。メンバーにどんな事を担当してもらおう、そもそもどんなストーリーを紡ごう。そんなことを考えてペンを握ったら出来ていたような記憶です。

 

英語と日本語のスクリームのバランスには気を使ったつもりで、つれづれの日本語シャウトはとても綺麗なのでどんどん活かしたいとして、元々スクリームという歌唱法自体外国で生まれたものなので英語のスクリームはハマって当たり前というか。

 

その中で楽曲が出来上がってから聴いたものはなるほどどうして素敵な歌詞割りになっているなと。圧倒的にらしさが出ていて面白かった。

 

歌詞の内容自体は相変わらず切なさや儚さがあるものになっているのですが、「業の連鎖」みたいなものが内容の核になっています。なんだそれ? って感じですよね笑 人間として生まれて生きて行く環境やその他にもよりますが、やはり「業」を背負い生きて行くものだと思います、誰しもが。ただそれは確実に連鎖して行くと私は考えていて、全て積み重ねなんだと思います。あくまでも個人の意見ですが。昨今すぐに何かを諦めてしまうなんて人もいるでしょう。ですが物事は積み重ねにして、それ以上でも以下でもない。なんて思うわけです。きっと死してもなお輪廻転生の概念があるのなら、その記憶と業はまた引き継がれるんだと思うわけです。あ、なんかスピリチュアルな感じになって来た…笑

 

そんな難しいことが言いたいのではなく一生懸命生きましょう、みたいなことです笑(雑

Helpless

幻想的なイントロから始まる楽曲です。

 

この音楽業界、というかこのような活動全般に言えることを言ったといった感じでしょうか? 勿論ゆくえしれずつれづれのことでもあります。

 

個人的に「終わり」を感じない創作には気味が悪い感じがしてしまうタイプです。物事に終わりがあるからこそ私たちは一生懸命命を燃やす事が出来ると考えます。ただだからと言ってつれづれが今終わりますとかそんな浅はかな事ではありません。いつ何時でも「終わり」を背負う覚悟で生きるという意味です。

 

私たちはこうして音楽を作りますが、トドのつまり「ただ、笑い合いたい」だけなんです。これも私個人の意見です。それを体現してる人間しかいないのが、コドモメンタルINC.という場所だと思っています。ですがそんな強い人間ではありません。だから嘆き苦しみながら進む、不器用の集合体。悦に浸りたい訳でもなく、ただそれが事実です。

 

人は理想を掲げます。

 

例えそれが誰かを傷つけてしまうものだとしても、自分の想いを第一に考えてしまう生き物です。私にもあります、そんな部分が。当てはまらない事実は忘れてしまって…タイトルでもある「Helpless」というのは、根源的に求め合うくせに、押し付け合う生き物である人間が、その矛盾に対して「助け」がないという意味でもあります。どうしたらいいんだろう、そんな想いを綴った曲でもありますね。

 

もしかしたらそれはある種の暴力なのかもしれません。でもそんなものはどこに自分が立っているのかですぐ変わっていってしまうもの。複雑な部分でもあります。

 

あーうるさいうるさい、結局「笑い合いたい」んだから、なんて笑

 

そんな所に思い至るのかな、私なら。助けは誰かじゃなく、自分自身でしかないのかもしれないね、と。ま、歌詞を書いてるだけの私のたわ言なのでどうか聞き流してね的な自虐もあり、放り投げ系で終わって行く訳ですが…答えはこれからの人生で自分勝手に見つけて行くのかもしれませんね


 

と。以上、GESSHI類でした。

 

僕イマムラが思うのは、今回面白い創作が出来たなぁという事です。とても悩んだりもしたんですよ、カナダツアーとか経てみて、僕の思った通りでした!とはならなかった。というかそんなのなった事ないんだけど笑

 

でもそんな中で、やっぱりメンバーたちは一皮もふた皮も剥けてきて面白い成長を遂げてくれたりしました。ゆくえしれずつれづれは冒険活劇なんだとプロフィールに書いてあるんですが(てか自分で書いたんだけど)その通りで、修行とかレベル上げみたいなものも必要なんですよね、活動をするにあたって。短期間で伸びるものもあれば、中長期に渡って見て行かないといけない部分もある。3rdってそんな中の出来事なのかなと思っています。

 

いや勿論作ったからにはこの作品を多くの人の手に取ってもらおう!とかは当たり前に考える訳なんだけど、それはレーベルの社長としての考えで、マネジメントの社長とする考えでは前述したようなところに行き着くのかな、なんとなく今そんな事を考えています。

 

そんな感じで本日は店着日。

 

皆さま何卒、ゆくえしれずつれづれ3rdシングル「Loud Asymmetry」よろしくお願い致します。

 

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