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2018.4.22

コドモメンタルセット

皆さまこんにちわ、codomomental(W)です。全然深夜ではないです。

 

本日のタイトルは「コドモメンタルセット」について。

コドモメンタルセット

© コドモメンタルINC.

コドモメンタルセットとは、所属アーティストの楽曲34曲をMIXしたMIXCDの「メンタルコドモ」と、32P A5フルカラーのレーベルパンフレット「コドモメンタルMOOK」が一緒になってるTAKE FREE(無料)のモノです。本当に有難い事に”日本全国47都道府県”のCD販売店さんに置いてもらっています。

 

この47都道府県に置いてもらう、というのはレーベルを初めてからずっとずっとずっとずっとの念願でした。本当に。

 

例えばこれがメジャーメーカーだったら可能だったのか、と言われればどちらとも言えない。と答えるでしょう。CD販売店というのは、昨今CDがなかなか売れなくなったと言われる中で必死に店舗として存在してくれている大切な場所です。でもモノを売らなければならない。だからこそ、売れるものを仕入れて売るというのは当たり前の心理です。日サロ+筋肉+ブラックミュージックの軍団とか、会いたくて震えてるようなPOPSとか日本の作品ではないものとか、わっさわっさ増えたり減ったりする48とか、坂道がうんたらかんたらとか、YOUやっちゃいなよの大所帯等は世間で市民権を得ているわけなので、すぐにでも全国で置いてもらえるでしょう。

 

いわゆる「全国流通」とか言ってもですね、実際に全国の店舗に置かれるわけではないんです。

 

限りなく日本全国に近い、という事であればコドモメンタルの作品は広くそのような扱いをしてもらっています。でも、なかなか日本全国47都道府県を完全に制覇するっていうのは出来なかった。これだけ沢山作品を出していても。「コドモメンタルってなんぞや?」って人は今もこの日本に物凄く沢山いるし、所属アーティストの名前だってまだまだ全然知ってもらっていない。

 

だからこそ、

 

今回”47都道府県”の販売店舗に置いてもらう事には鬼のようなこだわりがありました。むしろ置いてもらえないのなら、置いてもらえるまで直接お店に言って辛抱強く交渉するつもりでいました。作品のクオリティも当たり前だけどこだわって「無料のサンプラー」扱いされないように気をつけてきたし、ちゃんと意味のあるものにしたかった。そして全国に居てくれるファンの皆のおかげでなんとかギリギリで47都道府県に置いてもらう事が出来ました。その結果、現場単位では多少のミスが起こってしまったのは申し訳なく思っています。ごめん。

 

いつもこれをやる時に「別にネットで済む」という言葉にぶち当ります。

 

それはもう至極全うな事だし、確かにネットでも済むのかもしれない。そっちの方が問題もなく誰もがひとりぼっちでその情報にアクセス出来る。ただ、それでは「嫌」なんです。うん。そのひとりぼっち感は僕の望む形ではないのです。僕らも君らもきっとただでさえひとりぼっちだったのだろうから。

 

コドモの頃ってお金も勿論ないし、でも好きなものは存在してて、なんとかしてその好きなものを手に入れたいって思っていました。ただいかんせん本当にお金がないし、なんともならない時も沢山あったけど、なんとかお金を貯めてその自分の欲しいモノを手に入れる事が出来ました。僕は大切に抱えて眠ったし、何度もなんども見たり聴いたりした。時間をかけてその作品を愛でていました。鬱陶しいくらいに。偏執的なくらいに。今回の作品を自分で位置付けるとしたらそんな作品にしたかった。

 

例えば、自分の好きな人のページをスクラップしてノートに貼る人だっているかもしれないし、作品として飾ってくれるかもしれない。とにかくなんにしても無料で手に入れる事が出来る。そしてそれを「話す事が出来る」というのがとても大事なプロセスだと考えていました。今はSNSなどちゃんとあるから「あそこの店舗にまだあったよ」とか「あそこの店舗はこんなPOPを書いてくれてたよ」とか「あそこにはもうなかったよ」とか「このページのこれいいね」とか逆に悪いねとか。なんでもいい。同じ趣味を持つ人たちと「話し合う」為のツールであって欲しかった。別にSNS自体がそんな機能を備えているじゃないかって言われたらそうなんだけど、そのさらに先の未来を自分たちの作品で一瞬でも照らしてみたかった。

 

それが僕の考える理想でした。

 

だから簡単に言うと、皆が話す為に作ったモノ、それが今回のコドモメンタルセットでした。

 

うん、すごく納得出来る笑 自分で書いてて「うん、そう」ってなる。その為に色々な人が甚大な努力をしてくれた。そしてそれが僕らの満足だった。

 

如何だったでしょうか? 願わくば僕にも「話」をしてきてほしいなと思っています。あのページのあれはこうだったとか、あの音源のここはもっとこうだったとかね。僕はよく現場でも思うけど、皆と話をするのが好きです。でもコミュニケーション能力はかなり低いし、コミュ障を発揮すると怖くなるタイプなので友達はいないんだけど、だけど現場で皆が話かけてくれるから、その時は皆のことを友達だと勝手に勘違いして話をしています。いいも悪いも話しかけてみてください。

 

それから。

 

どうしても今回のような事があるとこの作品をネットで売ったろ、って輩も現れます。僕らからしたら物凄く悲しい事です。特に今回は全国47都市どこでも手に入れれるように努力したし、販売店さんも協力してくれました。その気持ちをトイレに流すような行為だと思います。が、どうやっても止められないのは事実なので、買わないという方法を取ってほしいと思う。あるから、お店に行けばちゃんと。ちゃんとどのお店も潤沢に在庫を入れてもらいました。うん。

 

とにかくそんなやつは豆腐の角に頭を打ち付けてぴゅーってなってしまえ。はい、この話はおしまい。

 

この作品で少しでもアーティストを知ってもらえたらいいなと思います。

 

ぜんぶ君のせいだ。・少年がミルク・ゆくえしれずつれづれ・幽世テロルArchitect・Gauche.(水谷和樹・兒玉拓也)という素晴らしいアーティストたちがいます。そしてそのアーティストは今も、日本全国でLIVEをしています。Gauche.は活休中だけども、今も他アーティストのサポートについてくれているし、作曲等もしてくれている。

 

全員まじで面倒な人間たちです。

 

少年がミルクはもうそれは面倒くさい系人種のトップクラスです。人間らしくて優しくて尖ってて繊細でとてもつもない才能を持っていて。何の才能もない僕とたった2人でこの「コドモメンタル」というものを作ってきました。彼女は面倒 of 面倒だけど、だからこそ大好きです。僕はこの人間の為に生きてると言っても過言ではありません。あとアイドルではありません。純然たるシンガーソングライター、アーティストです。

© 少年がミルク

ぜんぶ君のせいだ。は死ぬほど最高なやつらです。もっともっと大きな舞台に立っていくと信じていますし、事実彼女たちは自分たちでそのステージを手繰り寄せる事が出来る素敵人間たちです。如月愛海(赤色リーダー)はなによりも懐が広い超最高の人間です。少年がミルクと僕という創始者を持ってしても、彼女の意見の方が大事だと断言出来る。誰よりも何よりも信頼しています。なのに女の子で可愛い人なのがまた最高です。ましろ(白色)は人の心がちゃんと見える人間です。そして彼女のステージパフォーマンスはもう僕が何も言う必要がない程強く洗練されたものになってる。カッコイイなぁって思いますLIVE。爆発という言葉をうちにもたらしてくれた。一十三四(緑色)はミルクと違う意味を持つうちのMUSEと言っても過言ではない。めちゃくちゃ人間らしい人間です。でもとても暖かくて優しさを内包した”最強の女子”です。咎憐无(淡紅色)は本当に見つけられてよかったと心底思います。それは彼女が最初から持ってる潜在的な”何か”をビシビシ感じるからです。これから大化けしていくのは間違いないし、勿論今でもとても素敵なんだけど、今後絶対に目を離さないでいてほしい人間です。とにかく最高のグループです。何よりLIVEが”楽しい”以外の言葉で表せられない。

© ぜんぶ君のせいだ。

ゆくえしれずつれづれはじっくりじっくりタイプです。でも今何かが変わろうとしてきている事は確実に感じています。2018・2019と僕はとても楽しみにしています。◎屋しだれというリーダーはお嬢などと呼ばれていますが、これがなかなかに面倒な人間です。臆病でよわむしで自分の気持ちを伝えるのも下手で。でも2年の活動期間を経て確実に何かが変わってきて、今彼女は最強になろうとしている。僕はそれを感じます。まれ・A・小町はゆくえしれずつれづれのMUSEです。僕は彼女が居なかったらつれづれの音楽を作れていないのかもしれない。でも僕は彼女にもっともっとと大きいことを求めています。それが本人の性格ともしかしたら乖離するのかもしれないけど、僕はこう思います、出来るのにやらないのは嘘だ。小町は嘘つきではありません。必ずやる人間になれると信じています。英艶奴は欲望に忠実なとても人間らしい人間です。僕は彼女に何があっても嫌いになれないと思う。ただスイッチが入るととてつもない力を発揮します。いつもスイッチオンにしたいです笑 メイユイメイという新メンバーはこの面倒なつれづれメンバーの中で唯一のいいやつです。賢く人間の心がちゃんと読め、人に気を使えて、しっかり和を大事にする。僕は彼女が覚醒するのを待っています。きっと次のツアーで覚醒します。すると無敵になります。

© ゆくえしれずつれづれ

幽世テロルArchitectの可能性は無限大です。面白い3人です。まだグループが出来て日が浅いのでこれからが本当に楽しみなグループです。きっと今もがきながらやっているんじゃないでしょう。のなめらはとても純粋な人間です。とてつもなくよい感性も持っています。行動する力も。ただ周りが見えなくなるような面も同時に持ち合わせている人間らしい人間です。のなめらがいなかったら僕は幽世テロルというグループを作ってはいない。自信を持って自分たちを磨いていってほしい。まだまだ結果には程遠い。自分たちをしっかりと磨いていってほしい。个喆は最近理解出来るようになってきたんだけど、実はとても人間らしいいいやつなんです。でもなかなかそれが表に現れてこない、いや、現し方がわからなかったんでしょう。今変わってきてる。このはいぱーしょしんしゃーがきっと幽世を凄いところに連れていってくれます。可能性の塊かまたり。ヤマコマロはとても臆病な人間です。だからこそ自分のコンプレックスをとても理解し努力する事が出来る。が、自分のコンプレックスに脳がリミットをかけていました。からそれを外すべく色々な刺激を与えています。ヤマコマロが自分を愛せるような人間になったら、幽世テロルはびっくりするくらい変わります。超期待。

© 幽世テロルArchitect‬

Gauche.は1人1人紹介したい。まずは水谷和樹。水谷和樹が僕らと一番最初に仕事した楽曲はsyamの「フォリ・ア・ドゥ」という楽曲だった。syamとの共同で楽曲を作って。僕はこの頃から奴の曲を全国で轟かせるという使命感を持っていた。面倒 of 面倒な性格をしているし、そこはミルクと同じで繊細なところも多々ある。が、熱くていいやつです。実は頭で物凄く考えているので、僕みたいな体が先に動いちゃう系の人間と何故いまだにやれているのかわからないけど、僕は彼が作る音楽がとにかく大好きで大好きだからもっと日本中に轟かせたいんだ。兒玉拓也は1人で大人になろうとしてきた人間で、和樹とは違う面倒な部分を持ってる。でも兒玉はだからこそ自分のプレイに絶対の自信を持ってやってきた。いや、やってこなければならなかった。そんな音が僕の心臓を揺らすんだ。きっと間違いなく日本を代表するようなプレイヤーになるんだけど、その時にひとりじゃなくて家族で居てあげれればいいなと思ってる勝手に。音楽的にやつとどうジョイントしていけるのかってところは今僕がとても楽しみにしている部分だったりする。

© Guache.

と。

 

僕は勝手に大好きな人間のことを書きました。し、紹介しているのがこのコドモメンタルセットです。まだまだうちにはsyva君やハヤシタカヒロやGESSHI類など面白い人間が沢山いる。少し違う関係性だけどRISAもね。そしてきっとそれはまた今度、どこかの機会で日本に少しでも知ってもらえる機会を作ろうと思っている。

 

ひとまずはこのコドモメンタルセット、手に入れてくれると嬉しい。知ってくれると嬉しい。

 

ではまた。