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2017.11.18

一年早すぎ

皆さんこんばんわ、codomomental(W)です。深夜です。

 

ほんの少し23時から30分くらい寝てしまって起きたら眠れなくなりました、残念。タイトルは「一年早すぎ」です。

 

本当に何もやれてない気になるんですよ、ここまで早いと。驚くよ。振り返れる程余裕があるわけじゃないんだけど、2017って何が出来たかなーっとぼーっと考えてます。色々やった気もするし、何もやれてない気もするし。

 

でも各アーティスト新曲はいっぱい産めたかな。そんな気はする。

 

今年出した作品なんだろう…

 

ぜんぶ君のせいだ。

と。笑

 

なるほど。

 

少年がミルク

ふむふむ。

 

ゆくえしれずつれづれ

ほうほう。

 

幽世テロルArchitect

うんうん。

 

現段階でこんな所か。

 

そうかそうか。

 

並べてみたけど、沢山作ったって気があんまりしないね。

 

ちなみに、少年がミルクの作品は僕とミルクとalffでいつもしっかりと考えて作るので結構楽なんですよね(納期的な事だったり気持ち的な事だったりが)。それに衣装を担当してるKOH ISHIGUROも含めてだったりするから余計かな。

 

この中で辛かったのどれかなぁ。

 

あーでもぜん君。さんの3rdフルアルバム「Egoistic Eat Issues」と初回盤と再録アルバム「新音」はしんどかった。実質3作。アートワークもガラッと変えなきゃ嫌だと僕が言い出し、まぁ常に全ディレクションをするわけなのでこういう感じとかアイデアを出したりするのも僕でさすがにこの時は引き出し枯渇するかと思ったな笑 でも勿論楽しい作業なんだけど。ただ曲が間に合ってる時はいいんだけど、間に合ってない時もあるので、そういう時は歌詞を想像したり打ち合わせもあまり出来ない状況(作家は必死に作ってる最中だったりするのであまりイメージとかは聞かない)だったりするので最大限に全体の空気を読み取る力発揮してやるのね。

 

基本ね、めんどくないと嫌なんですよ。なんだろう、手がかかった方が愛せてしまうという所もあると思うし、限界ギリギリを攻めていきたいってのもあるし。だから納期まであと1日しかないって時も無理な事をやりたくなってしまう。そうそう撮影から入稿までが1日とかあったね笑 てかよくあるかも笑 実際には笑えないんだけど(そん時の僕はかなり機嫌が悪い)よくやってきてるな。

 

つれづれさんの「Antino未deology-改式-」とか秀逸ですね今見ても。や、勿論どの盤も自分的には最高なんだけど。MISS SINSの時のイメージを伝えるのには結構苦労したかも。なかなか繭感が出せなかったりして笑 でも結果素敵なもの出来た。「Loud Asymmetry」は意を決したんだよね自分的に。こういうと矛盾を感じるかもなんだけど、僕的にはかなり冒険したつもりで、個人的な好みではなくて、でもこの時のつれづれの感じを変えたくて必死だった。これも手探りだったけど本当にとても満足してる。メンバーの表情がとても大好き。

 

ミルクの2作は言うまでもなく最高だもんなぁ。GYU革(GYUNYU革命)のデザインとか最高だし、ちょー山の中の産廃業者にお願いしてやらせてもらったりして。ゴミ山から脱出するのに怪我するかもしれないって事で、ミルクに僕の履いてるズボンを貸して僕は上着とパンツみたいな変態にもなったしなぁ。寒かったね。「空砲一揆アノニマス」ってタイトルは盤の中で一番好きかもしれない。大好きなミニシアターを貸し切って、誰にも知られないであろう一揆を立ち上げたんだ笑

 

幽世さんは最初のアー写からのミスリードでもっと皆さんに文句を言われるもんだと思ってたら以外に皆がすんなりと受け入れてくれて焦ったな笑 なに!?ってなった。でもなんていうか「かごめかごめ / Hybrid TABOO」のジャケは決意感じられるジャケになったね。「ユビキリゲンマン」はイメージしてたのと乖離したんだけど成功した例の一つ。うん。正直最初の僕の頭の中のイメージとは少し違うんですよね、でも創作ってそういう所も醍醐味なので僕はそこ楽しめる時は楽しむようにしてて。それがたまに成功する(失敗すると地獄…)時があって、これはその成功例。正直僕のディレクションを超短期でこのクオリティに持っていけるのはこの世でalffしかいない。明確だったり抽象的だったり暴力的だったりするイメージを見事にハイブリッドたらしめてくれた。でもこのジャケはのなめらの右目がなかったらボツだったかな。あの右目が在ったから素敵なジャケットになった。

 

ぜん君。さんのジャケはいつもめちゃくちゃ細かいギミックを入れるようにしてるし、ジャケだけで曲を聴かなくても(いや聴いて)メッセージ性とインパクトが存分にあるものにしようと努力してる。それからアヴァンギャルドで在るように、アーティストで在るように、IDOLで在るように、もだいぶ意識してる。ただ多分皆がイメージするIDOL像は僕にはどっちでもよくてなんというかコドモメンタル的なIDOL像を意識してるんです。それってなにって言われたら説明に困るけど、それはぜん君。さんですね。

 

コドモメンタルとぜん君。メンバーの厨二感を最大に発揮した感じが「Sophomore Sick Sacrifice」だし、前衛性とメッセージ性とPOPさと可愛さをハイブリッドして戦う意思と反戦と愛を表現したのが「わがまま新生Hominina」だし(実際はMVまで含めての作品完成というかって感じだけど)、明確な強く重い想いを表現したかったのが「Egoistic Eat Issues」の通常盤。僕は個人的には通常盤の方がデザイン的に好きで、とびっきりわちゃわちゃしてやろうと思って作ったのを覚えてる。逆に初回盤は全員のソロ曲を足して2で割って8でかけたらあんな感じなんですよ(これは多分僕しかわかんなくていい笑)。新音は舌がもうあれ。

 

とね。

 

皆の家にはどの作品が居てくれるのかな。逆にフルコンプしてるぜって猛者もいるのかな。

 

わからないけどこうして作品が作れるってとても嬉しい事です、ありがとう。皆が居なければ出来ない事ですから。いつもそう感謝してます。

 

この勢いでLIVEを何本やったのか!ってのを調べてみたい気もしたけど(インストアも入れて)絶対に朝になると思ったので断念します。まぁでもとにかくLIVEと作品を積み重ねてますよ、いつもそうだけど笑

 

毎年知りたいシリーズとしては、総移動距離と移動経費と宿泊経費も知りたい(税理士さんにピックアップをお願いしたいけど、量が多くて怒られそう)かなー。

 

あと絶対に忘れたくないのは演者の子たちの笑顔とファンの子達の笑顔だね。これは脳の中の普段開けない場所にしまってある。うん。

 

いやなんか終わりそうな雰囲気だけど、まだ今年終わってないので今年とりあえず頑張るよ笑

 

今年の年末は皆と一緒に「あけましておめでとう」出来るかな。したいですね。