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2020.1.24

星歴13夜

皆さんおはようございます、朝です。午前中です。イマムラです。

 

今日のタイトルは「星歴13夜」ということで、いよいよ明日に迫った品川インターシティーホール単独公演前に少し触れておこうと思いまして。

 

結成は2018年12月。

最初のアー写ね。

 

きっかけは…園ほまれがオーディションに来たことから始まりました。あれは確か合同オーディションの時だったと思う。面談に来て「無題合唱」について思い入れがあるって話してて、まぁうちに合格する子たちはやっぱり少し変わってるので、ほまれも最初からなんか変わってて。

 

オーディションの合格は出したけど、当時のグループでは特性が活かせない&グループのブランディングにもそぐわない感じだった。いつも僕は様々な音楽を聴いている。ROCK / V / HxCなど出身だったり身内がバンドマンだったりするけれど、普通にBLACKMUSIC出身者やEDM育ちも沢山居て、かと言う和樹(水谷和樹)はバンド出身のダンスミュージックも大好きなタイプの作家だった。

 

僕はいつか和樹とバンドではないフォーマットの何かがしたい(実は今も少しその片鱗が見せられるようなものを制作・創作していっている)と思っていたこともあり、ほまれの件もあり、新たなグループでの表現をしてみようと思ったのがちょうどこのくらいの時期だった。ほまれに新しいグループを作ると伝えてオーディションを開始して。実はそのオーディションにも様々な人が来ていて面白い感じになっていった。ただ特定グループのオーディションは、そのグループ、僕の頭の中にあるグループの形に合う人じゃないと当たり前だけど合格は出せない。

 

紆余曲折を経て、決まったのが今ステージに立っている5人。園ほまれ / 寝こもち / 浮あかね / 色とわ / 天まうる。

 

グループを作る際の諸々は、如月愛海とほとんど決めた。スタッフの中村も含めて。

もともと、如月はクリエイティブな才能もあるし、何より企画会議の時に”絶対に諦めない強いハート”を持っている。僕はこう言う性格なので、最後の最後まで納得出来るまで、それこそ徹底的に、細部に到るまで決めたい部分があって。アイデアを出しまくって「いや違う」「なんか違う」を繰り返して繰り返して繰り返して何時間も何十時間もかけて少しずつディティールが出来上がっていく。これはメンバーを決めることと同時進行になっていく訳であって、メンバーが決まって明確にイメージが出来る部分とそうじゃない部分は想像で補って行っていく。

 

以前2019大晦日の赤羽で如月とほまれが一緒に「おかあさんといっしょ」を演ったのを覚えてるだろうか?3週間前ほどの出来事なので、全然最近ですが。あながち本当で、如月は星歴のおかあちゃんと言っても過言ではない。コンセプト・名前・歌詞など、如月のアイデアは随所に散りばめられている。

 

話が逸れた…いや、逸れていない。

 

そうこうして和樹と楽曲を作っていった。「せかいせんごと」「おやすみ未来と恋乙女」など、うん、自分の中の表現したい部分とちゃんと一致してきて。ただ、当たり前だけどこの時メンバーの実力は全くなく、表現したいことの数パーセントも出せていない状態ではあった。特にLIVE。ここは後で話したい。

 

初めの展開から、シングルとしてのいくつかの曲を想定していて。「おやすみ未来と恋乙女」「愛し泡沫ト」「ヨクトアステリズム」が揃った時に、ようやく自分にとっても、これから応援してくれるファンの皆にとっても”間違いないもの”が出来ると確信した。確信した上で「NyxNocturne」が出来た時に、大きなステージが目の前に在るビジョンが見えた。とても嬉しかった。

 

明日2020年1月25日(土)に、品川インターシティーホールという場所で彼女たちは単独公演を行う。前述したLIVEの杞憂は今一つも存在しない。間違いなく、素敵なものをお届け出来る自信が在る。なぜなら、彼女たちは自分たちの努力で、この一年を必死に過ごして、必死に擦り合わせて、必死に前を向いて、必死に足りる演者になろうと、そう、過ごして来た。

 

園ほまれ

初めて会った時は勿体無いなと思った。舌足らずで喋る様は自分の想いを伝えるのに少し不利に働いて見えて。恥ずかしがり屋でガツガツしてなくて、でも奥底に在る芯の強さは確実に存在してて。もっとそれが前に見えるようになったらいいのにって。だから僕は彼女が今まで絶対に演ってこなかったであろうリーダーを任せた。本人的に、リーダーはこう在るべきだと必死に考えたはずだ。出来なくて、上手く回らない時だってクソほどあった。何度も泣いて、何度も苦しんで。リーダーって誰しも”自分以外の人のことも考える”訳だけど、ほまれはそれを今までの人生で経験することがなかったはずだ。でも。それでも。今こうして星歴13夜のメンバーが笑って活動出来ているのは、園ほまれというリーダーが居て、自分でポンコツというけれど、メンバー・スタッフ・ファンの皆がほまれを支えようと、ほまれに支えられながら、活動出来て来たという事実が確実に存在してる。自分の実力が足りない部分を埋めようと必死にレコーディングに挑んで居た。こもち大先生に指導してもらいながら眉間にシワを寄せながら…もう最初の頃の頼りなかったほまれはそこにいないよ、本当によく頑張った。明日、品川のステージで皆を笑顔にしよう。園ほまれがリーダーのグループ「星歴13夜」が、会場に居てくれる皆を全員笑顔にしよう。それが出来る君を、僕も、きっと皆も、尊敬しています。ちなみに星歴13夜の楽曲には明確に楽曲イメージに当たるメンバーが存在していて。園ほまれをイメージして出来たのが「おやすみ未来と恋乙女」。

 

寝こもち

オーディションでこもちを見かけた瞬間に「やっと来た…」と思ったんだよ。ぜんぶ君のせいだ。のLIVEで、笑顔で応援する姿を何度も見かけてた。実はそういう意味では4年前くらいから知っているということになる。いつか来るかなって思ってた。嬉しかったよ。だから来た瞬間に面談に来る前に勝手にこちら側では「合格!名前はこもち!」って決まってた笑 ちっちゃい体に無限のポテンシャルを秘めてて歌もダンスも飛び抜けてて、わがままな子供なのに、しっかりしてるところが沢山あって、何よりこもちの前向き全力姿勢はきっとぜんぶ君のせいだ。を見てたってところと、自分自身の性格もあって、星歴13夜はこもちが引っ張って来たようなもの。ほまれに引っ張らせたとも言える笑 ディレクター・プロデューサーとして、これからもっともっとこもちを伸ばして行きたいって気持ちを持たせてくれるってすごいこと。一度ステージに立てば、いや、立つ前からスイッチは一瞬で入って、あり得ないくらいびっくりする表情に切り替わる。LIVEを、LIVEでのグループを、強くつよくしてくれてるのは、いつだってこもち。明日、君の全てをかけて皆を幸せにしよう。イメージして制作されたのは、始まりの楽曲「せかいせんごと」。

 

浮あかね

面談に来たとき、緊張してたってのもあっただろうけど「話届いてるかな?」が第一印象だった。名前通りに浮いてるように話してて、浮いてるように話を聞く子だった。でも在ったんだ、彼女の中には明確なイメージが、星歴13夜で大きなステージに行くんだって確固たるものが。本人も認めてるように、ダンスなどの物覚えには四苦八苦して来て、何なら今だってきっとそう。起きられないことだって幾度となくあった。でも、それでも、あかねはきっとただの一度も其れを諦めなかった。”ごめんなさい”が言える素直な子だった。同時に、星歴の楽曲と歌詞をこよなく愛してくれて、言葉を、メッセージを真剣にLIVEで前に伝えるということがあかねより出来るメンバーもいない。出来ないことがあったっていい、その分自分に出来ることを誰よりも真剣に精一杯行ってる。きっと明日ファンの皆の前で必死に歌う姿は皆の目頭を熱くすることと思う。それは一重に、浮あかねが星歴の楽曲を誰よりも愛して伝えようとしてくれるから。君の声で、明日会場の皆の頬に涙を流させてあげよう。皆の胸を打とう。間違いなく其れが出来るから。イメージして制作されたのは「愛し泡沫ト」

 

色とわ

器用で人の気持ちがわかる。面談の時に思ったのは勘のいい子だなってところだった。卒なく受け答えも出来て、マイナス点が少ないタイプの。多分なんだけど、グループ活動で生じる歪み部分を一番最初にキャッチして一番苦しんで来たのはとわだと思う。それでいて、いなし方も理解してる不思議な魅力を備えた人だった。そんなとわは、最初のレコーディングの時に一番叱った覚えがある。ダンスだって、何でか皆と同じにならない。体幹だったり自分の育って来た環境だったり、様々な問題があるけど、技術的な部分で実は一番努力して来たのがとわだ。本人には良かったよとそれとなくしか伝えていないけど、先日某曲のレコーディングでの伸び率で僕は少し涙した。こんなに歌えるようになったのか、こんなに気持ちを声に乗せられるようになったのかと。上述したように、人の気持ちがわかるからこそ自分の気持ちを隠してしまう癖があった。でもその良くない癖がここ数ヶ月で劇的に直ってきて、言うなれば覚醒とも言える状態になった。これほど嬉しいことはないんだ。バランスをとても大切にする僕にとってとわはそのバランスを取るべく柱になってくれている。明日の品川で誰よりも輝こう、きっと皆もそう思ってる。イメージ楽曲は「Vanilla Drops」

 

天まうる

星歴13夜メンバーの中で、きっと誰よりも星歴13夜というものを愛してくれてるのがまうるだと思う。グループの為に、グループを想って、この1年必死に生きて来てくれた。そのまうるがいるからこそ、皆の「ちょっとサボってしまおうか…」がなくなった。誰しも揺れて負けてしまう部分にまうるが居てくれた。そして何よりもその”笑顔”の破壊力。まうると接したことがある人ならわかると思うけど、一番物をはっきりと言うし、かなりの天邪鬼だ。気分は山の天気のようにコロコロ変わる。それでも、ステージに居る時のまうるの笑顔は軽く地球くらいだったら救ってくれるんじゃないかってくらいで、笑顔が苦手な僕も見てたら笑顔になってしまう。昨日ゲネをしてる時も皆の前だからキッとキツめの顔してたのにまうるを見ると笑顔になってしまうから困ったものだ。合わせて最近これも覚醒なんだけど「声」が素晴らしい。声の使い方を自分で理解して来たまうるはこれからどれだけ伸びて行くのか想像も出来ない。明日も品川で間違いない笑顔が炸裂すると思う、そうしたらファンの皆も関係者の皆もバカみたいに笑顔になっちゃうよ。幸せな空間を作ってくれるのはまうるだね。イメージ楽曲は「The Gift of Nothing」

 

とね。

 

あ、幾つか楽曲公開したけど、まだ公開してない新曲もあるんだよ。幾つか。それも楽しみにしてもらえれば幸いです。

 

結成から約1年と少し。一生懸命頑張って来た。それは皆が知ってる。楽しみだね。楽しみ以外の感情がないね。

 

ファンの皆はただ楽しみに会場に来てくれたらいいと思う。メンバーたちが絶対に幸せの渦を作り出してくれる。それを僕もファンの皆もただ信じていたらいい。そう、心の底から思います。

 

明日2020年1月25日(土)品川インターシティホール単独公演。

 

星歴13夜として初のホール。

 

またきっとそこから素敵な旅が始まるんだろうけど、その前に一度品川で立ち止まって皆で素敵な空間を楽しみましょう。

 

今夜のかなた 夜のくに

 

明日会場でお会いしましょう。